南三条東(読み)みなみさんじようひがし

日本歴史地名大系 「南三条東」の解説

南三条東
みなみさんじようひがし

大正一五年(一九二六)一月、大字北見町が廃されて設置された。一―四丁目からなる。南二条東みなみにじようひがしの南にあり、東西に続く。西は現国道三九号(中央通)を隔て南三条西北東網走川、東は網走港に臨む狭長な地域。明治後期からの歓楽街遊廓などがあって賑わった。遊廓は明治二七年(一八九四)一〇月に公認され、同四五年には廓内に五軒の楼があり、娼妓四二名がいた(網走市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android