南吉原村(読み)みなみよしわらむら

日本歴史地名大系 「南吉原村」の解説

南吉原村
みなみよしわらむら

[現在地名]笠間市南吉原

涸沼ひぬま川とさかさ川の合流点付近にあり、東は手越てごし村、西は涸沼川を境に北吉原村。弘安大田文に東郡として「吉原四丁三段小」とあるのは北吉原村を含んだ地域と思われる。江戸初期に宍戸藩秋田氏領となり、慶長七年(一六〇二)の御知行之覚(秋田家文書)に「てつこへ・よし原村」として村高二二六・六八石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android