南向井領町(読み)みなみむかいりようちよう

日本歴史地名大系 「南向井領町」の解説

南向井領町
みなみむかいりようちよう

[現在地名]堺市市之いちのひがし五―六丁

南大小路みなみおおしようじ町の東にあり、大道東九筋目の金物町かなものちよう筋、同一〇筋目の南向井領町筋および大小路に面するL字形の町。町名は町の東にある向泉こうせん寺が現在地に移転した時、周辺の住民もともに移って旧地中筋なかすじ村向井領の地名を付したことによるという(大阪府全志)。元禄二年(一六八九)堺大絵図によれば、三四筆の宅地からなり、町会所は南向井領町筋に所在

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android