南宇村(読み)みなみうむら

日本歴史地名大系 「南宇村」の解説

南宇村
みなみうむら

[現在地名]木頭村南宇

和無田わむだ村の南西那賀川上流両岸の山間部に位置する。海部かいふ郡木頭村の枝村で木頭上山きとうかみやま村に含まれる。寛永五年(一六二八)木頭上山村検地帳(木頭村誌)には南宇村が書上げられ、高八七石余、田七町四反余・畑二町八反余・伐畑四町余、茶園一千二四三坪、漆二八七坪、かじ一千二〇七株。正保国絵図では「木頭村之内南宇村」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android