南新田(読み)みなみしんでん

日本歴史地名大系 「南新田」の解説

南新田
みなみしんでん

[現在地名]此花区春日出南かすがでみなみ三丁目・島屋しまや六丁目・桜島さくらじま一丁目

安治あじ川河口部右岸に位置し、春日出新田の西、島屋しまや新田の南にあたる。明和年間(一七六四―七二)市岡いちおか新田(現港区)の平野屋忠助が開発、新田名は忠助の本姓をとったもの(西成郡史)。安永元年(一七七二)検地、文政九年(一八二六)玉水たまみず(現西区)の島屋市五郎の所有となり、天保一一年(一八四〇)二〇町一反余が増墾された(西成郡史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android