南木曽ろくろ細工(読み)なぎそろくろざいく

事典 日本の地域ブランド・名産品 「南木曽ろくろ細工」の解説

南木曽ろくろ細工[木工]
なぎそろくろざいく

北陸甲信越地方、長野県の地域ブランド。
木曽郡南木曽町・下伊那郡清内路村で製作されている。江戸時代には、すでにろくろで挽いた盆や椀などの白木製品がつくられていた。主な材料は、欅や橡の木などの広葉樹。特に、欅は材質が緻密で木目が美しく光沢が出やすい。1980(昭和55)年3月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品指定

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「南木曽ろくろ細工」の解説

南木曽ろくろ細工

長野県木曽郡南木曽町(なぎそまち)、下伊那郡清内路村などで生産される木工品。木曽産の天然木を材料とし、ろくろ機を使って整形する盆、汁椀などの挽き物。国指定伝統的工芸品。

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