南禅寺派(読み)ナンゼンジハ

デジタル大辞泉 「南禅寺派」の意味・読み・例文・類語

なんぜんじ‐は【南禅寺派】

京都南禅寺本山とする臨済宗一派無関普門始祖とする。

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精選版 日本国語大辞典 「南禅寺派」の意味・読み・例文・類語

なんぜんじ‐は【南禅寺派】

  1. 〘 名詞 〙 臨済宗一四派の一つ。南禅寺を本山とし、無関普門を祖とする。

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世界大百科事典(旧版)内の南禅寺派の言及

【南禅寺】より

…京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の総本山。瑞竜山と号し,正式には太平興国南禅禅寺という。…

【臨済宗】より

…白隠は峻烈な公案禅の挙揚と,卓越した指導力によって林(こうりん)派と呼ばれる大門派を形成し,日本の臨済中興の祖と仰がれ,以後,臨済僧の法系はことごとく白隠の流れをくむことになった。現在では,天竜寺派,相国寺派,建仁寺派,南禅寺派,妙心寺派,建長寺派,東福寺派,大徳寺派,円覚寺派,永源寺派,方広寺派,国泰寺派,仏通寺派,向嶽寺派,興聖寺派がある。なお,江戸時代に来日して黄檗(おうばく)宗を開いた隠元隆琦も,無準師範の法系に属する臨済禅僧であった。…

※「南禅寺派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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