南薩摩の十五夜行事

デジタル大辞泉プラス 「南薩摩の十五夜行事」の解説

南薩摩の十五夜行事

鹿児島県の薩摩半島南部の地区(枕崎市、南九州市知覧町、南さつま市坊津町など)に伝わる民俗行事。男の子供組を中心に行われる大綱引きや、十五夜踊などの行事があり、特に知覧町に伝わる「ソラヨイ」と呼ばれる十五夜踊は、裸に藁で作った蓑・笠・袴をつけて踊るもので、月と大地に感謝し豊作を願う、呪術的色合いの濃い習俗。四股を踏むようなしぐさから、相撲原型とも考えられている。1981年、国の重要無形民俗文化財に指定。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む