南蛮文様(読み)なんばんもんよう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「南蛮文様」の意味・わかりやすい解説

南蛮文様
なんばんもんよう

日本固有の文様一種安土桃山時代から江戸時代初期にかけて,日本に渡来した南蛮人や渡来の文物を文様化し,国産工芸品絵画に表わした。『南蛮人蒔絵椅子』『南蛮船透鐔』『鉄砲蒔絵鼓胴』,うんすんかるた,『蒔絵硯箱』『縞蒔絵螺鈿 (らでん) 重箱』『織部角皿』などに,その文様例がみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 かるた

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む