渡来(読み)トライ

精選版 日本国語大辞典 「渡来」の意味・読み・例文・類語

と‐らい【渡来】

  1. 〘 名詞 〙 海を渡ってくること。外の国からもたらされること。舶来。
    1. [初出の実例]「故賢相仏云。白氏文集一本詩。渡来在御所。尤被秘蔵」(出典江談抄(1111頃)四)
    2. 「嘉永年中『ペルリ』渡来の事あり」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉二)

わたり‐・く【渡来】

  1. 〘 自動詞 カ行変 〙 渡って来る。やって来る。
    1. [初出の実例]「四(よつ)の船 船の舳並べ 平らけく 早や渡来(わたりき)て 返り言 奏さむ日に」(出典:万葉集(8C後)一九・四二六四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む