単律(読み)たんりつ

精選版 日本国語大辞典 「単律」の意味・読み・例文・類語

たん‐りつ【単律】

〘名〙 雅楽で呂・律の二つ音階に分けた時、律だけで呂の音階がないこと。
徒然草(1331頃)一九九「横川行宣法師が申し侍りしは、唐土は呂の国なり。律の音なし。私国は、単律の国にて、呂の音なしと申しき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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