デジタル大辞泉 「単電子トランジスター」の意味・読み・例文・類語 たんでんし‐トランジスター【単電子トランジスター】 量子ドットのトンネル電流を利用するトランジスター。半導体または金属薄膜と絶縁膜を微小な面積で接合したもの。通常のトランジスターは数万個程度の電子が流れるのに対し、電子一つずつの流れで制御する。消費電力が非常に低いという特徴をもつ。室温で安定した動作をする素子の開発が進められている。単一電子トランジスター。SET(single electron transistor)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例