精選版 日本国語大辞典 「卜部兼文」の意味・読み・例文・類語 うらべ‐かねふみ【卜部兼文】 鎌倉中期の平野神社の神官。文永一〇年(一二七三)現存する最古の古事記注釈書「古事記裏書」を著わす。他に「文永六年兼文宿禰勘文」など。生没年未詳。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「卜部兼文」の解説 卜部兼文 うらべ-かねふみ ?-? 鎌倉時代の神道家。卜部兼頼の子。文永3年(1266)ごろ神祇権大副(じんぎのごんのたいふ)。11年から翌年にかけて一条実経らに「日本書紀」を講じ,子兼方の「釈日本紀」の基をつくった。10年「古事記裏書」をあらわした。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例