占問ふ(読み)ウラトウ

デジタル大辞泉 「占問ふ」の意味・読み・例文・類語

うら‐と・う〔‐とふ〕【占問ふ】

[動ハ四]《「うらどう」とも》占って吉凶をたずねる。うらなう。
卜部うらべをも八十やそちまたも―・へど」〈・三八一二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「占問ふ」の意味・読み・例文・類語

うら‐と・う‥とふ【占問】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「うらどう」とも ) 占いをして吉凶をたずねる。うらう。うらなう。
    1. [初出の実例]「卜部(うらへ)をも八十(やそ)の衢(ちまた)も占雖問(うらとへど)君をあひ見むたどき知らずも」(出典万葉集(8C後)一六・三八一二)

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