占問ふ(読み)ウラトウ

デジタル大辞泉 「占問ふ」の意味・読み・例文・類語

うら‐と・う〔‐とふ〕【占問ふ】

[動ハ四]《「うらどう」とも》占って吉凶をたずねる。うらなう。
卜部うらべをも八十やそちまたも―・へど」〈・三八一二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「占問ふ」の意味・読み・例文・類語

うら‐と・う‥とふ【占問】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「うらどう」とも ) 占いをして吉凶をたずねる。うらう。うらなう。
    1. [初出の実例]「卜部(うらへ)をも八十(やそ)の衢(ちまた)も占雖問(うらとへど)君をあひ見むたどき知らずも」(出典万葉集(8C後)一六・三八一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android