占子(読み)シメコ

デジタル大辞泉 「占子」の意味・読み・例文・類語

しめ‐こ【占(め)子】

うさぎのこと。うさぎを飼う箱のことともいう。
「味を―の喰初くいぞめに、そろそろ開化ひらけ西洋料理」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「占子」の意味・読み・例文・類語

しめ‐こ【占子】

  1. 〘 名詞 〙(うさぎ)。兎を飼う箱ともいう。「うまくいった」の意の「しめた」や、「絞(し)める」などに掛けていう。
    1. [初出の実例]「天が下ついにしめこの御吸物」(出典:雑俳・柳多留‐六五(1814))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android