占察経(読み)せんざつきょう

精選版 日本国語大辞典 「占察経」の意味・読み・例文・類語

せんざつ‐きょう‥キャウ【占察経】

  1. ( 「占察善悪報業経」の略 ) 仏教経典。二巻。地蔵菩薩が仏の命により、過去の善悪の行為とその報いとを占う法を説き、併せて大乗実践を明らかにしたもの。隋の菩提灯訳と伝えるが中国撰述の疑いが濃く、滅罪の経典として流布した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「占察経」の意味・わかりやすい解説

占察経
せんざつきょう

『占察善悪業報経』のこと。2巻。隋の菩提灯の訳というが,中国の偽作経典の一つとみられている。

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