滅罪(読み)メツザイ

デジタル大辞泉 「滅罪」の意味・読み・例文・類語

めつ‐ざい【滅罪】

仏語懺悔さんげ作善さぜんなどの行いによって、罪障を消滅させること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「滅罪」の意味・読み・例文・類語

めつ‐ざい【滅罪】

  1. 〘 名詞 〙 懺悔(ざんげ)修善(しゅぜん)などによって罪悪を消滅させること。仏教においては、自力によるとするものと他力によるとするものとがある。キリスト教では、神の恩寵(おんちょう)によるものとする。
    1. [初出の実例]「蠢々品類、趣常楽之庭、故有帰依則滅罪无量、供養則獲福无上」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献物帳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「滅罪」の意味・わかりやすい解説

滅罪
めつざい

宗教的行為によって,過去に犯した罪悪を消滅すること。仏教では称名観仏,懺悔などを通して行われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む