危うがる(読み)あやうがる

精選版 日本国語大辞典 「危うがる」の意味・読み・例文・類語

あやう‐が・るあやふ‥【危がる】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「がる」は接尾語 ) あぶないと思う。また、その気持態度に表わす。気がかりに思って警戒する。あぶながる。
    1. [初出の実例]「木の本を引きゆるがすに、あやふがりて」(出典:枕草子(10C終)一四四)
    2. 「母あやうがりて、『〈略〉よく拝みて、御ゐやまひ申して、兄と連れだちてお山にはのぼれ』と云ひてゆるさず」(出典:読本・春雨物語(1808)樊噲)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む