危絵(読み)あぶなえ

精選版 日本国語大辞典 「危絵」の意味・読み・例文・類語

あぶな‐え‥ヱ【危絵】

  1. 〘 名詞 〙 浮世絵で、女性の湯上がり、更衣階段の上り降り、または風に着衣の翻るさまなどを描いた、エロチックなきわどい絵。江戸中期の鈴木春信の頃からみられ、江戸末期にもしばしば描かれた。春画とは異なる。あぶな。〔超モダン用語辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android