危絵(読み)あぶなえ

精選版 日本国語大辞典 「危絵」の意味・読み・例文・類語

あぶな‐え ‥ヱ【危絵】

〘名〙 浮世絵で、女性の湯上がり、更衣階段の上り降り、または風に着衣の翻るさまなどを描いた、エロチックなきわどい絵。江戸中期の鈴木春信の頃からみられ、江戸末期にもしばしば描かれた。春画とは異なる。あぶな。〔超モダン用語辞典(1931)〕

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