卵殻塗(読み)ランカクヌリ

デジタル大辞泉 「卵殻塗」の意味・読み・例文・類語

らんかく‐ぬり【卵殻塗(り)】

漆器で、卵の殻を割って漆面にり、または粉末にしてきつけ、上塗りしたのちに研ぎ出したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「卵殻塗」の意味・読み・例文・類語

らんかく‐ぬり【卵殻塗】

  1. 〘 名詞 〙 漆塗りの一種。卵の殻を適宜の大きさに割って貼りつけ、漆を塗って研ぎ出す。全面に貼りつける場合と、部分的に用いて文様を表わす場合とがあり、卵殻を粉末にして蒔(ま)きつける手法もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android