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卵殻 らんかくeggshell; testa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

卵殻
らんかく
eggshell; testa

卵の最外層が堅くなったもの。一般に鳥類では卵が輸卵管を通って体外に排卵される前に,輸卵管壁から卵の表面に付着される物質で層をつくる。卵殻膜がつくられたあと,子宮内でまずカルシウム塩の顆粒が沈着して乳頭状結石の層ができ,この上にカルシウム塩よりできている海綿層,ケラチンの薄膜の順に付着する。体外に出て空気に触れると堅くなる。この卵には気孔があり,特に気室のところが多く,内部に酸素を送っている。絶滅したある種の鳥の卵の大きさは,径 33cm× 23cmと史上最大の大きさであった。卵殻の色はへモグロビンの分解によってできた胆汁色素による。

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大辞林 第三版の解説

たまごがら【卵殻】

鶏卵の殻。らんかく。

らんかく【卵殻】

動物の卵の最外層の卵膜が強固になったもの。石灰質やキチン質が沈着して固くなることもある。ニワトリの卵の殻がこの例。鳥類や爬虫類の卵などに顕著にみられる。

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世界大百科事典内の卵殻の言及

【鶏卵】より

…ニワトリの卵は卵殻,卵白および卵黄の三つの部分からなる。各部分の重量比は,卵殻8~11%,卵白56~61%,卵黄27~32%。…

※「卵殻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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