原之町(読み)はらのまち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「原之町」の意味・わかりやすい解説

原之町
はらのまち

新潟県上越市(じょうえつし)吉川(よしかわ)区の中心地区。頸北(けいほく)地方とよばれる吉川中流は、古くから頸城杜氏(くびきとうじ)の発祥地として知られ、1957年(昭和32)には県立吉川高校(2008年閉校)に杜氏を養成する醸造科が設置され、酒造、食品関連企業等に数多くの人材を輩出した。頸北地方の交通の要衝柿崎(かきざき)へバスの便がある。農村地域工業導入促進地に指定され、原之町工場団地が立地している。

[山崎久雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android