20世紀日本人名事典 「原伝」の解説 原 伝ハラ ツトウ 昭和期の経済史学者 日本経済史研究所員。 生年明治33(1900)年10月25日 没年昭和9(1934)年2月15日 出生地島根県飯石郡鍋山村(現・三刀屋町) 学歴〔年〕京都帝大経済学部〔大正15年〕卒,京都帝大大学院〔昭和5年〕中退 経歴大正15年に京都帝大経済学部を卒業後、東京貯蓄銀行や東亜ゴムに勤務したのを経て昭和2年京都帝大大学院に入学、農村経済を専攻し資料調査のために全国各地を巡った。5年同大学院を退学して京都帝大農学部農林経済研究室副手に転じ、8年には日本経済史研究所員となって地方経済史の資料収集及び研究に当たる。著書に「松江藩経済史の研究」、共編に「出雲歴史地理叢説」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原伝」の解説 原伝 はら-つたえ 1900-1934 昭和時代前期の経済史学者。明治33年10月25日生まれ。母校京都帝大の大学院で農村経済を研究,資料探訪のため全国各地をめぐる。昭和8年日本経済史研究所員を嘱託され,地方経済史資料を収集,研究。没後,遺稿「松江藩経済史の研究」が刊行された。昭和9年2月15日死去。35歳。島根県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by