原子力安全システム研究所

共同通信ニュース用語解説 の解説

原子力安全システム研究所

国内で初めて緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動した1991年の関西電力美浜原発2号機事故を受け、92年に関電子会社として設立。原子炉メーカー頼みだった安全研究を自前で担い、国内外のトラブル事例分析や原発への信頼回復に関する研究などをしている。実験設備を充実させるため、97年に京都府精華町から福井県美浜町に移転。関電からの出向者が多く、現在の会長社長はいずれもOBが務める。2019年3月現在の従業員数は65人。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android