原子力産業グループ(読み)げんしりょくさんぎょうグループ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原子力産業グループ」の意味・わかりやすい解説

原子力産業グループ
げんしりょくさんぎょうグループ

原子力の開発利用はそれ自体きわめて大規模で,多額の投資を必要とし,また技術的にみても高い水準の技術を必要とする。このため単一企業や単一産業部門だけで,原子力の推進発展を期することができないので,資金,技術など関連分野の能力を集約するために,産業界にいくつかのグループが生れている。これを一般に原子力産業グループと呼んでいる。代表的なものとして,三井・東芝原子力工業グループ,三菱原子力工業グループ,住友原子力工業グループ,東京原子力産業会グループなどがあり,それぞれ関連原子力事業の受注営業はもちろん,海外との技術提携,技術開発研究などもこれらのグループを窓口にして行なっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む