日本歴史地名大系 「原屋敷村」の解説 原屋敷村はらやしきむら 佐賀県:伊万里市原屋敷村[現在地名]伊万里市南波多町(みなみはたちよう)原屋敷大野(おおの)岳(四二四メートル)と城古(じようこ)岳に挟まれた谷間で原屋敷川が東南流する。正保絵図に村名がみえる。波多三河守の家臣の後賀馬太夫が原屋敷村・畑川内(はたがわち)村四〇〇石を領知していた(松浦古事記)とか、波多家の麾下駿河馬太夫が原屋敷村に居住した(松浦要略記)といわれる。「松浦昔鑑」には「後賀馬太夫、原屋鋪村に居住す、其後府招村下郷を拝領、依て府招之館居住。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by