原橋(読み)すすきはらばし

日本歴史地名大系 「原橋」の解説

原橋
すすきはらばし

中島なかしま川に架かる橋で、江戸時代には今紺屋いまこうや町・中紺屋町に架かる(享和二年長崎絵図)。延宝九年(一六八一)完成という。享保五年(一七二〇)洪水崩落するが、同七年に再建されたというが(長崎名勝図絵)、洪水は同六年の誤記であろう。寛政七年(一七九五)の洪水で破損(長崎港草)、同八年の洪水で崩落、文化元年(一八〇四)に再架橋されている(「長崎実録大成」「長崎古今集覧」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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