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原発震災 げんぱつしんさい

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知恵蔵2015の解説

原発震災

地震が街に被害を及ぼすと同時に原発にも事故を発生させ、通常の震災に加えて放射性物質による被曝(ひばく)でも多くの人が死ぬ大惨事をさす。原発から大量の放射性物質が漏れ出すと、被曝を恐れ、地震被災地に救援物資や応援部隊を送り込むことができなくなる。交通網の寸断で避難も難しくなる。新潟県中越沖地震(2007年7月16日)で東京電力柏崎刈羽原発が想定を超える揺れにより損傷した。この直後、英紙「タイムズ」は記事の見出しに「GenpatsU-shinsai(原発震災)」という単語を使い、「ツナミ、カミカゼヒロシマ。日本は世界に数々の『死の言葉』を提示してきたが、今また恐怖の言葉を加えようとしている」と書いた。東海地震など大地震が想定される地域では、原発を批判する市民団体が原発震災の危険性をアピールし、反原発の署名運動を展開している。

(渥美好司 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

げんぱつ‐しんさい【原発震災】

地震による災害に加えて、地震に伴う原子力発電所の事故で大量の放射性物質が外部に放出され、被害を増幅させる、破局的な災害をいう。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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