厳麗(読み)げんれい

精選版 日本国語大辞典 「厳麗」の意味・読み・例文・類語

げん‐れい【厳麗】

〘名〙 (形動) おごそかで美しいこと。また、そのさま。
家伝(760頃)下「公将工匠等、案行宮内、仍旧改作。由是宮室厳麗、人知帝尊

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「厳麗」の読み・字形・画数・意味

【厳麗】げんれい

荘厳で美しい。〔後漢書、方術下、費長房伝〕市中に老を賣るり。一壺肆頭(か)け、市罷(や)むにべば輒(すなは)ち跳びて壺中に入る。~長、旦日復(ま)たに詣(いた)る。乃ち與(とも)に壺中に入る。唯だ玉堂嚴麗、旨酒甘肴(かんかう)、其の中に盈衍(えいえん)するを見る。

字通「厳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android