厳麗(読み)げんれい

精選版 日本国語大辞典 「厳麗」の意味・読み・例文・類語

げん‐れい【厳麗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) おごそかで美しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「公将工匠等、案行宮内、仍旧改作。由是宮室厳麗、人知帝尊」(出典家伝(760頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「厳麗」の読み・字形・画数・意味

【厳麗】げんれい

荘厳で美しい。〔後漢書、方術下、費長房伝〕市中に老を賣るり。一壺肆頭(か)け、市罷(や)むにべば輒(すなは)ち跳びて壺中に入る。~長、旦日復(ま)たに詣(いた)る。乃ち與(とも)に壺中に入る。唯だ玉堂嚴麗、旨酒甘肴(かんかう)、其の中に盈衍(えいえん)するを見る。

字通「厳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android