去年今年(読み)コゾコトシ

デジタル大辞泉 「去年今年」の意味・読み・例文・類語

去年こぞ今年ことし

新年にあたり、年去り年来る時の流れに対する感慨を表した言葉。行く年来る年。 新年》
去年と今年。
「―はさはる事ありて怠りけるかしこまり」〈澪標

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「去年今年」の意味・読み・例文・類語

こぞ 今年(ことし)

  1. 去年と今年。この一、二年。
    1. [初出の実例]「年ごとの例のことにてまうつるを、こぞことしさはる事ありて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)澪標)
  2. 新年にあたり、行く年来る年の推移を感慨をこめていうことば。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「去年今年更にわかるる空をしれ〈能親〉」(出典:太神宮法楽伊与千句(1537)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む