すべて 

参加社債(読み)さんかしゃさい(その他表記)participating bond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「参加社債」の意味・わかりやすい解説

参加社債
さんかしゃさい
participating bond

社債一種で,一定利子の支払いのほかに,会社に利益余裕が生じたときには,その利益が分配されて,利子と配当両種の支払いを受ける社債をいい,利益分配付社債ともいう。社債には確定利子を支払うのが本来の形であるが,このように社債に対して確定利子だけでなく,配当をも支払うことになると,社債と株式との区別が明確でなくなってくる。このことを株式と社債の接近という。アメリカで信用度の低い会社によって利用されている。また第1次世界大戦後のドイツでしばしばみられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む