参加社債(読み)さんかしゃさい(その他表記)participating bond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「参加社債」の意味・わかりやすい解説

参加社債
さんかしゃさい
participating bond

社債一種で,一定利子の支払いのほかに,会社に利益余裕が生じたときには,その利益が分配されて,利子と配当両種の支払いを受ける社債をいい,利益分配付社債ともいう。社債には確定利子を支払うのが本来の形であるが,このように社債に対して確定利子だけでなく,配当をも支払うことになると,社債と株式との区別が明確でなくなってくる。このことを株式と社債の接近という。アメリカで信用度の低い会社によって利用されている。また第1次世界大戦後のドイツでしばしばみられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む