参合(読み)さんごう

精選版 日本国語大辞典 「参合」の意味・読み・例文・類語

さん‐ごう‥ガフ【参合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まじりあうこと。また、いろいろとまぜあわせること。
    1. [初出の実例]「答辺子蓬島書曰。山水師朱端。人物師呉偉。花鳥師林良。旁以戴文進呉廷振車楚雲鐘欽礼張平山趙阮竹輩。参合而出之」(出典:随筆・山中人饒舌(1813)上)
    2. [その他の文献]〔新語‐道基〕
  3. いろいろのものを照らし合わせて考えること。
    1. [初出の実例]「其国の人心を察して其風俗に参合せざれば嘗て新法の行はれたることなし」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐主道〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「参合」の読み・字形・画数・意味

【参合】さんごう

まじり合う。

字通「参」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android