出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…中林竹洞の《画道金剛杵(こんごうしよ)》(1801),《竹洞画論》(1802)は,中国南宗画を至上とする立場から,洋風画や円山四条派を痛罵している。田能村竹田の《山中人饒舌》(1813)には,中国文人の生活理念の十分な理解の上に立った,的確な批評と,すぐれた絵画論がみられる。渡辺崋山の椿椿山宛書簡(1839‐40)や椿山の門人吉田柳蹊宛書簡(1845‐46)の内容も当時の南画家の真摯(しんし)な文人画・南宗画論学習の態度をうかがわせる。…
※「山中人饒舌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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