参府(読み)サンプ

精選版 日本国語大辞典 「参府」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぷ【参府】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、大名などが江戸へ参勤したこと。また、一般に江戸へ出ること。出府。
    1. [初出の実例]「当秋松平薩摩守、琉球人召連参府に付」(出典:日本財政経済史料‐一〇・属島・琉球・正徳四年(1714)六月)
  3. 役所に出頭すること。
    1. [初出の実例]「急度遂参府、可令言上由候也」(出典:上杉家文書‐明応七年(1498)五月一三日・上杉家老臣連署奉書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む