友枝(読み)ともえだ

日本歴史地名大系 「友枝」の解説

友枝
ともえだ

中世から史料にみえる地名で、友枝川・東友枝川流域の現大字東上ひがしかみ・東下・西友枝一帯に比定される。貞和六年(一三五〇)一〇月、豊後国玖珠くす郡の野上資親は足利直冬に対して豊後国の各所とともに「豊前国延枝名・同国上毛郡友枝名」の地頭職安堵を請うている(「野上資親申状写」諸家文書纂十所収野上文書/南北朝遺文(九州編)三)。翌月には宇都宮(友枝)政賢が父壱岐孫三郎政貞の在府奉公・警固相続の功として当知行地の上毛こうげ郡「(友)枝村一方地頭職」などの安堵を請うている(「宇都宮政賢申状写」同上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む