双拳(読み)そうけん

精選版 日本国語大辞典 「双拳」の意味・読み・例文・類語

そう‐けんサウ‥【双拳】

  1. 〘 名詞 〙 両手のにぎりこぶし。左右の拳。
    1. [初出の実例]「十指双拳冷欲泳、不亀手計豈無憑」(出典:随得集(1388頃)謝竺仙和尚恵手衣韻)
    2. 「勢猛(いきほひたけき)鹿蔵も、双拳(ソウケン)四手に敵しがたく」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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