双方向放送(読み)そうほうこうほうそう(その他表記)interactive broadcasting

日本大百科全書(ニッポニカ) 「双方向放送」の意味・わかりやすい解説

双方向放送
そうほうこうほうそう
interactive broadcasting

放送局から視聴者への一方的な番組提供だけでなく、視聴者から放送局に通信することで番組に参加できる双方向性をもった放送。インタラクティブ放送ともよばれる。デジタル放送における機能の一つで、視聴者から放送局への通信には電話回線インターネットが利用される。実施例として、クイズ番組に参加して正解を競ったり、大喜利題目回答を送って評価のランクを競ったりするなどの楽しみ方がある。放送局側は集計結果を番組放送中に発表するなどの方法によって、放送局と視聴者のコミュニケーションが増大する利点がある。

[吉川昭吉郎 2015年6月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む