反保護主義

共同通信ニュース用語解説 「反保護主義」の解説

反保護主義

関税引き上げや輸入規制で自国産業を守ろうとする保護主義を否定する考え方。保護主義が世界経済の停滞を招き、第2次世界大戦につながったとの反省から、各国自由貿易の重要性を共有。従来の20カ国・地域(G20)の首脳宣言は「あらゆる形態の保護主義に反対」と明記していた。しかし、保護主義的な政策を掲げるトランプ米政権の発足後、今年3月のG20財務相・中央銀行総裁会議や5月の先進7カ国(G7)首脳会議では反保護主義を巡る記述争点となった。(ハンブルク共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android