反復説(読み)ハンプクセツ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「反復説」の意味・読み・例文・類語

はんぷく‐せつ【反復説】

  1. 〘 名詞 〙 生物の個体発生は、系統発生の短縮された繰返しであるという説。一九世紀の中頃、ドイツの動物学者E=H=ヘッケルにより提唱された。生物発生原則ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の反復説の言及

【生物発生原則】より

…反復説recapitulation theoryともいう。ドイツの動物学者E.ヘッケルが,著書《有機体の一般形態学》(1866)の中で主張した〈個体発生は系統発生の短いくり返しである〉という学説のこと。…

※「反復説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android