反映構造(読み)はんえいこうぞう

最新 地学事典 「反映構造」の解説

はんえいこうぞう
反映構造

inherited tectonics

下位の岩層の構造が造構運動過程上位の岩層に反映した構造。大陸の安定地域においては下部構造をなす基盤上部構造をなす被覆岩層との区別が明瞭である。この上部構造には造構運動の痕跡をほとんどとどめないが,ただ下の深部構造の断裂系を模写した断裂がみられる。この現象は安定化した深部構造が,単一のブロックとして変位しながら,古い断裂がかすかに運動して,上部構造に新しい同形の断裂をつくり出すことを示すと考えられる(S.v.Bubnoff, 1954)。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松井

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む