精選版 日本国語大辞典 「取り掛ける」の意味・読み・例文・類語
とり‐か・ける【取掛・取懸】
- [ 1 ] 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]とりか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 - [ 2 ] 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]とりか・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙- ① 攻めよせる。攻めかける。
- [初出の実例]「魯から斉ををかいてとりかけて斉の門きわえ陣をすえたぞ」(出典:玉塵抄(1563)二)
- ② 取りはじめて途中の状態にある。その事に手をつけはじめる。
- [初出の実例]「申入候絵いまた御取かけられ候はぬや」(出典:醍醐寺文書‐(年月日未詳)(室町)僧堯済カ書状)
- ① 攻めよせる。攻めかける。