取並べる(読み)トリナラベル

デジタル大辞泉 「取並べる」の意味・読み・例文・類語

とり‐なら・べる【取(り)並べる】

[動バ下一][文]とりなら・ぶ[バ下二]ずらりとならべる。また、とりそろえる。「新製品を―・べて展示する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「取並べる」の意味・読み・例文・類語

とり‐なら・べる【取並】

  1. 〘 他動詞 バ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]とりなら・ぶ 〘 他動詞 バ下二段活用 〙 ( 「とり」は接頭語 )
  2. 物をずらりとならべる。また、とりそろえる。とりなむ。
    1. [初出の実例]「香どもは、むかし今の、とりならべさせ給て」(出典:源氏物語(1001‐14頃)梅枝)
  3. 二つのものを兼ね備えて持つ。
    1. [初出の実例]「絵のさまも、もろこしと日の本とをとりならべておもしろき事ども猶ならびなし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android