取読(読み)とりよみ

精選版 日本国語大辞典 「取読」の意味・読み・例文・類語

とり‐よみ【取読】

  1. 〘 名詞 〙 音読で、先に読む者が読み誤ったとき、他の者がすぐにその続きを引き取って読み、次々と読み続ける方法
    1. [初出の実例]「中学生が三四人で外史の奪読(トリヨミ)をして居る」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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