取読(読み)とりよみ

精選版 日本国語大辞典 「取読」の意味・読み・例文・類語

とり‐よみ【取読】

  1. 〘 名詞 〙 音読で、先に読む者が読み誤ったとき、他の者がすぐにその続きを引き取って読み、次々と読み続ける方法
    1. [初出の実例]「中学生が三四人で外史の奪読(トリヨミ)をして居る」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android