精選版 日本国語大辞典 「取込」の意味・読み・例文・類語
とり‐こ・む【取込】
[1] 〘他マ五(四)〙
① 取って内に入れる。とり入れる。収める。
② 自分の手に入れる。自分のものにする。獲得する。
※浮世草子・本朝桜陰比事(1689)五「一度一度にくだされ物ばっと此沙汰あって、皆々取込(コム)事を願ひ」
③ まるめこむ。籠絡(ろうらく)する。
※評判記・色道大鏡(1678)五「傾城にとりこまるると傾城をとりこむとのかはりめなり」
※浮世草子・好色一代男(1682)七「日借の金子御かしなされ候はば、きもいり申べく候。手前取(トリ)こみ、早々申のこし候、以上」
[3] 〘他マ下二〙 ⇒とりこめる(取籠)
とり‐こみ【取込】
〘名〙
① 取って内に入れること。「洗たく物の取込み」
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