受信契約(読み)じゅしんけいやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「受信契約」の意味・わかりやすい解説

受信契約
じゅしんけいやく

一般には有料の放送を受信するため,放送局と受信者が結ぶ契約。たとえば国営または公営である西ヨーロッパ諸国のテレビ,アメリカ有料テレビを見るためには,受信契約が必要である。日本では,NHKの放送を受信できる設備を設置した視聴者が,NHKと結ぶ契約をいう。この契約に基づいて視聴者が NHKに支払うのが受信料である。受信料の額は,各年度の NHK予算を国会が承認すれば決定する。 1968年度からは,ラジオの受信料は廃止され,黒白テレビ受信料とカラーテレビ受信料および衛星放送受信料の3種類になっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む