受用土(読み)じゅゆうど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「受用土」の意味・わかりやすい解説

受用土
じゅゆうど

法相宗において,仏陀の住する3種類の国土一つ。またこれを,仏陀以外には知ることさえできない不可思議の境界である自受用土 (じじゅゆうど) と,大乗の,菩薩の諸段階にすでに入っている求道者 (地上の菩薩) を導くために現された国土である他受用土 (たじゅゆうど) の2つとして説明することもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む