叢菊(読み)むらぎく

精選版 日本国語大辞典 「叢菊」の意味・読み・例文・類語

むら‐ぎく【叢菊・群菊】

  1. 〘 名詞 〙 群がって生えた菊。また、群がり咲いている菊。
    1. [初出の実例]「ひと本菊、むらぎくなどの、あるはさかりに、又あるはうつろひたるかなと」(出典:栄花物語(1028‐92頃)御賀)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「叢菊」の読み・字形・画数・意味

【叢菊】そうきく

群がり咲く菊。唐・杜甫〔秋興、八首、一〕詩 叢兩(ふたた)び開く、他日の 舟一(ひとへ)に(つな)ぐ、故園の心

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