精選版 日本国語大辞典 「口寄巫女」の意味・読み・例文・類語 くちよせ‐みこ【口寄巫女】 〘 名詞 〙 口寄せを職業とする巫女。かみおろし。いちこ。あずさみこ。みこ。[初出の実例]「梓神子俗にはいちことも口寄神子(クチヨセミコ)ともいへり」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉梓神子) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の口寄巫女の言及 【巫女∥神子】より …また語源についても神の子を意味する〈みかんこ〉の転としたり,貴人の子を敬って称する語としたり,神と人との間に介在して神意を人々に伝達する役がらから神そのものとみられたとする説などあって定かでない。けれども,その性能から神社巫女と口寄せ巫女の2種に大別できる。[神社巫女] 神社に奉仕する女性のうち神楽(かぐら)や湯立の神事で重役を果たす神女である。… ※「口寄巫女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by