口広い(読み)クチヒロイ

デジタル大辞泉 「口広い」の意味・読み・例文・類語

くち‐ひろ・い【口広い】

[形][文]くちひろ・し[ク]近世語》偉そうな口をきくさま。口はばったい。
「かう言っちゃあ―・いこったが」〈洒・卯地臭意〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口広い」の意味・読み・例文・類語

くち‐ひろ・い【口広】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くちひろ・し 〘 形容詞ク活用 〙 大きな口をきくさま、大言壮語するさまをいう。口はばったい。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「『随分人の身上にむつかしき事の、談合相手に成べし』と口広(ヒロ)くいひまはりぬ」(出典浮世草子西鶴織留(1694)三)

口広いの派生語

くちひろ‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

口広いの派生語

くちひろ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む