口松(読み)クチマツ

デジタル大辞泉 「口松」の意味・読み・例文・類語

くち‐まつ【口松】

《口のよく回るのを人名に見立てていう語》おしゃべりなこと。また、おしゃべりな人。
「わたしらが嫁はそんな―ぢゃあごぜえやしねえ」〈滑・浮世風呂・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口松」の意味・読み・例文・類語

くち‐まつ【口松】

  1. 〘 名詞 〙 ( 口数の多い人を人名のようにいう語 ) おしゃべりであること。また、その者。
    1. [初出の実例]「みねのおひ松、口まつや、詞おほきはなじむ程、傍輩(ほうばい)づきもいぶかしと」(出典浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)うばぞろへ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む